まず、「人材育成」という意味での社会的意義が大きいですね。
日本の高等教育は、学部教育で終わるのが一般的です。政治家や企業の経営層も、学部卒がほとんどです。
教育内容も画一的です。大学の学部・学科では、多少の科目選択の機会はあるものの、全ての学生が同じような教育を4年間も受けるので、同じような考え方しか身につきません。さらに問題なのは、その後の人生で、大学院に通って専門性を高める機会もほぼないことです。
こうした日本の教育システムは、いってみれば、企業の中間管理層を育てる教育です。彼らは、経営層からの命令に従い、そこそこのクオリティで無難に仕事を行うことしかできません。
けれども、これからの時代は、そのような「誰でもできる仕事」はAIが担うことになるでしょう。このままいくと、日本の高等教育は役に立たないものになります。世界レベルの起業家や、企業のトップになる人材を育成できないからです。
一方、米国の高等教育は、全く考え方が違います。学部教育では、学生の科目選択の裁量が日本よりかなり大きい。そして、企業内で出世するには、大学院に入りなおすのが当たり前。就職した後でも高度な専門性を学び、実務に反映させるシステムなのです。
学部教育で終わってしまう日本の高等教育は、非常に遅れているといわざるを得ません。
「低学歴社会」と揶揄される日本
これは米国だけの話ではありません。世界の高等教育は、今や大学院が中心です。WHO(世界保健機関)なども、職員は皆博士号を持っています。
それに対し、日本は大企業の社長でも、学歴は学部どまりです。これは、世界の潮流とかけ離れており、「低学歴社会」と揶揄されることもしばしばです。ですが、この事実は日本の教育関係者の間ではあまり語られていませんね。
その点、当研究所のスタッフは全員米国で「修士号」を取得しており、高品質の留学カウンセリングを提供できています。一方、一般的な留学エージェントは違います。学歴や実績のない人材が留学を斡旋しているため、日本で留学が定着しない原因となっているのではないでしょうか。
やはり、留学すると就職実績が良くなりますね。米国の中堅大学を出ても、楽天などのIT大手企業や、アマゾン・ドット・コムなどの外資系企業に多く就職しています。
また、どんどん変革するこれからの社会への適応力が身につくことも大きなメリットです。
現在は、「ChatGPT」を始め、革新的な技術がどんどん出現しています。かつて10年かけて変化していたものが、これからはたった1年で変わるようになります。大手企業も、いつ潰れるか分かりませんし、大学で学んだことも、すぐに陳腐化します。
そうした事実を受け、米国の大学は、オンラインで最新の授業を積極的に公開しています。留学した学生は、卒業後もそれらを利用して知識をアップデートできるので、昇進や転職の機会を増やすことができます。
動物も、純血種よりも雑種のほうが生きる力が強いですが、それと同じです。2つの文化を身につければ、よりたくましく生きられます。
結果として、当研究所から留学した子たちは、何よりも人生を楽しむようになります。「自分らしく生きるため」に、日本を離れるという選択も当たり前です。
米国では、積極的に自己アピールすることがとても重要です。遠慮がちで、人から話しかけてくれるのを待つタイプの学生は、ちょっと向いていないかもしれないですね。
一方、考え方が柔軟で、好奇心や行動力がある人は、現地でもクラスメイトを作りやすい。日本の常識からみると、ちょっと変わっている性格の方が留学向きといえるかもしれません(笑)。
英検3級レベルから米国留学を実現
私が得意なのは、IELTSの足切りスコアを「値切る」ことです。要は、各大学が入学に必要だと公表している「IELTS6.0点以上」などの条件を、緩めてもらうのです。米国の大学の英語の基準は曖昧なので、交渉の余地があるわけです。
当研究所の学生は、IELTSスコアが低くても、米国でしっかり勉強し、良い成績で卒業しています。そうした実績を基に、大学と積極的に交渉しています。
こうした交渉は、私たちが丁寧に学生の面倒を見て、米国での授業についていけるようにしっかり指導してきた「信用力」があるからこそ可能なのです。他の留学エージェントには到底真似できない実績だと自負しています。
よって、日本の普通の高校生の英語力である英検2級や準2級でも十分に留学できます。それ以下の英検3級の学生でも、米国の大学に進学することは可能です。英語が苦手だからと諦める前にぜひ当研究所に足を運んでください。
(002「英検3級で米国の大学に進学する ための3つの秘訣」に続く)