他大学を含め、大学入試を網羅的に知れます
桜美林大学 入学部部長学長補佐 高原幸治氏
これからはお互いへの考えや思いを共有する場や接点をぜひ作りたいですね。
勉強会や保護者向け説明会等、機会があれば、どこへでも出向きますので、ぜひ、お声がけください。
例えば、「ゲームのことになれば敵うものはいない」など。そこに大学の学びとのつながりを見出せれば評価しやすいですね。受験生と長く接する塾関係者の皆さんには、個性を引き出すようなスイッチを押してあげてほしいなと思います。
大学には、具体的に何でも聞いて大丈夫
産業能率大学
入試企画部長 林巧樹氏
本学は20年以上前から総合型選抜に力を入れており、学習塾との接点は年々深まりつつあります。
「そんなことを大学に聞いてもいいんですか?」と遠慮なさる塾の先生も多いですが、大学側もそれぞれの入試方式に合った受験生に受けてほしいので、核心に触れない限り答えてくれますよ。
逆に、直接合否に影響しない質問に入試の窓口などが答えてくれないとしたら、認識が乏しいか大学全体で共有されていないなど、注意して取り組む必要があります。
塾の悩みを咀嚼して応えるのは得意分野
拓殖大学
入学支援センター 事務部長 稲富直樹氏
昨今は、年内入試志向の受験生が増え、入試方式が大学により多様になっています。年々、「どう教えたらいいか難しい」という塾の悩みを伺うことが増えました。
こうした連携は継続・拡大したいですし、塾の先生だけでなく、塾生や保護者向けのガイダンスも可能だと思っています。
大学見学も、高校だけでなく塾単位で実施するなど、高校向けに行ってきたことは塾にも行いたいですね。
加えて、希望者には、東進ハイスクールさんと提携してTOEICのオンライン講座も実施しています。
個別の相談も大歓迎
東洋大学
入試部長 加藤建二氏
「どうやって志望校に受からせるか」といった入試の攻略に特化している面もあるでしょうし、一方で、その子の強みに合った学部学科を調べるところからサポートしていることもあるかもしれない。
そうした状況に合わせつつ、適切な情報をご提供したいと思っています。
説明会などでは、そこでしか聞けない情報をお土産として持って帰っていただきたいですね。それがないと単なる探り合いみたいな場になってしまうので。
例えば、本学には留学生が現在約2000名おり、キャンパスでは日本語が聞こえてこないこともあります。それに影響を受ける日本人の学生もたくさんいる。そうした実態も外からでは見えてこない一面かもしれません。
現在、高校の先生方対象の説明会に塾の先生方もお呼びしていますので、ぜひキャンパスにお越しいただいて、まずは学生を見てほしいと思っています。