2024.1.29東洋経済新報社『週刊東洋経済』の特集「過熱! 中学受験狂騒曲(パニック)」に弊社取締役の西田が寄稿しました
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医学部・歯学部合格請負人 田尻友久の
偏差値
40台から始める医学部・歯学部入試vol.1

私立医学部と歯学部の入試の違いとは

早稲田大学、慶應義塾大学の最も難しい学部・学科に合格する程度では、私立医学部の難関校には合格出来ません。

数ある大学入試の中で医学部が突出して難しいことは、受験生の皆さんならよくご存じでしょう。

一方で、歯学部入試の場合は、私立であれば難度が医学部ほど高くありません。ただし例外もあり、東京歯科大学などの人気校は簡単とはいえないので注意が必要です。

さて、河合塾が今年の5月29日に発表した、「2024年度入試難易予想ランキング」の話からしたいと思います。

私立医学部は慶應義塾大学医学部のボーダーライン偏差値72.5を頂点に、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学の70.0と続きます。ちなみに、医学部を除いた私立理系学部で最も難しい早稲田大学先進理工学部の化学・生命科学科と生命医科学科の偏差値は67.5です。慶應義塾大学で最も難しい理工学部の偏差値は65.0です。

一方、河合塾が、「私立医学部で最も難易度が低い」とするのは、川崎医科大学でボーダーライン偏差値は60.0とされています。

医学部で合格するためには、「私立でも偏差値60は欲しい」というのが現状で、ハイレベルな戦いといえます。

次に私立歯学部はどうでしょう。

河合塾の偏差値ランキングでは東京歯科大学の55.0を筆頭に昭和大学、大阪歯科大学がボーダーライン偏差値50.0を超えています。ただし、この偏差値の見方には注意が必要です。

なぜなら、全ての私立歯学部に学校推薦型選抜があるからです。

例えば、22年度の学校推薦型選抜では、東京歯科大学の合格者は64名、日本歯科大学生命歯学部の合格者は75名と、募集人員を大きく超える合格者を出しています。

私立歯学部の主戦場は今や、学校推薦型選抜であり、一般選抜は、「推薦に落ちた人」が受ける「サブ」的な入試といっていい状況です。ですから、偏差値はあくまで目安と考えるべきでしょう。

さて、「偏差値40から」というタイトルですが、「本当に志望校に合格出来るの?」と思われるかもしれません。もちろん、簡単なことではありませんが、チャンスは十分にあります。

次回以降、具体的にお話し致します。

田尻先生プロフィール
田尻友久
医学部・歯学部合格請負人/メルオン 代表
大阪府出身。同志社大学法学部卒。 銀行に入行後、複数の上場企業を中心とした企業グループの統括部門を経て、1996年から医学部受験にかかわり、2000年に私立医学部・歯学部受験を専門とするメルリックス学院を創立。同学院長を経て、現職。 予備校関係者でさえも想像に頼る部分が多い医学部入試について、全国の大学医学部から直接話を聞き、正確かつ最新の入試情報を得ている。毎年メルリックス学院から発行される『私立医歯学部受験攻略ガイド』は今や、受験生やその家族はもちろん、高校、塾、予備校でも医学部受験指導の必需品となっており、大学関係者からも高い評価を得ている。著書に『今年きみが医学部に合格する本』(文英堂)がある。 http://igakubu-tajiri.com/
2024 1/21
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